PC・スマホで遊べる傑作アプリゲーム!全く新しい視点から“戦争”のリアリティさや悲惨さを見事に表現した“間違いなく値段以上の価値がある”名作サバイバルゲーム!
「This War of Mine(ディスウォーオブマイン)TWoM」は、新しい視点から戦争を体験できる名作サバイバルゲームです。現代戦争がテーマですが、従来の戦争ゲーではなく、“戦争に巻き込まれた一般市民に焦点を当てる”という全く新しい視点から“戦争”のリアリティさや悲惨さを見事に表現しています。PC(Steam)向けに2014/11/15にリリースされた後、スマホ(Android/iOS)向けに2015/07/15から配信されました。『戦争の痛みを感じられる戦争ゲーム』を描き、プレイ後に感情を掻き立てられる、楽しいだけではない良作タイトルです。
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全く新しい視点から“戦争”見事に表現した名作サバイバルゲーム!
「This War of Mine(ディスウォーオブマイン)TWoM」は、新しい視点から戦争を体験できる名作サバイバルゲームです。
2015/07/15からはスマホ(Android/iOS)アプリでもプレイすることができます。
2014/11/15にSteam内でリリースされ、どのようなデバイスでも遊べるクラウドゲーム用のプラットフォーム『GeForce NOW』がリリースされ、本作は『GeForce NOW』で遊べるので、インストール・ダウンロードせずに遊ぶことができます。
※2015/10月には日本語パッチがあてられているので、日本語でプレイ可能
※Steam内料金価格:¥1,980
※プレイには、GeForce NOW(ジーフォースナウ)やSteamなどプレイプラットフォームアカウントが必要になります
※Google play及び、App storeでダウンロード可能
現代戦争をテーマにポーランドの11 bit Studio社が開発しているのですが、従来多くある戦争ゲーではなく、戦争に巻き込まれた一般市民に焦点を当てているので、プレイヤーは兵士ではなく占領下にある都市部の一般市民として戦争を生き延びるサバイバルアドベンチャーです。
本作は、反戦メッセージを託しており、『戦わないけど、戦争の痛みを感じられる戦争ゲーム』を描き、全く新しい視点から“戦争”のリアリティさや悲惨さを見事に表現しています。
その時の社会情勢も後押しし、SNSで瞬く間に広まり、プレイヤーに何かしらを考えさせたり、感情を掻き立てたりと言った、ただ、楽しいだけではない良作ゲーム。
ちなみに、開発した同社のPCゲーム「Frostpunk(フロストパンク) PC」では、「TWoM」で描いた個人のサバイバルではなく、社会が生き延びることを目的にしたサバイバルタイトルが正式配信されているので、社会派サバイバルに興味のある方はこちらも是非ご注目してみてください。
戦時下における一般市民の過酷なサバイバル生活あまりにシリアスで深い……。
しかも、制作時には実体験を織り込めるスタッフを起用して、市民のリアルな戦争を表現し訴えかけます。
極限状態に置かれた人間の心理をイヤというほど実感させられるが故に『鬱ゲーム』として話題にもなりましたが、【リアルに何かを体験し、考えさせられる】ゲームをプレイしたい人には確実におすすめです。
個人的には、深く捉え、色々な事を想像し、目頭が熱くなることも多々あり、『戦争では皆が兵士というわけではない』というキャッチコピーが非常に刺さりました。
Steam内での料金価格は、¥1,980ですが、一度はプレイしていただきたい【買い】の傑作PCゲームです。
ゲームシステム
「This War of Mine(ディスウォーオブマイン)TWoM」は、現代の戦争をテーマに戦争に巻き込まれた一般市民という視点から戦争を体験できる、横スクロール型のサバイバルアドベンチャーゲームです。
占領下にある架空の都市『Pogoren』では、武装した敵軍によって監視され、逃げることも、昼間に回りを気にすることもなく出歩くこともままならず、銃声や悲鳴、爆発音が鳴り響く戦時下に置かれた都市が舞台になっています。
プレイヤーは、兵士ではなく【1人の無力な一般市民】として戦争を生き延びるサバイバル生活を送ります。
ちなみに、本作は延々プレイしてくタイプではなくクリアまでの時間は数日あれば足ります。
ただ、巻き戻すこともできないので、また別の方法・選択で何度もプレイしたくなります。
個人的には、延々この世界をプレイし続けるのは精神的に厳しいと感じるので、むしろ、クリアまでの時間は調度良いと感じました。
プレイを開始すると、崩れかかった3階建ての建物を避難所に3人の市民が生活しているのですが、彼、彼女らは、料理が得意とか、頭がいい、足が速いとか、それぞれ長所的な特徴が設定されています。
ゲームには、『動けない昼』と『動ける夜』の2つの時間帯が存在し、プレイヤーは、複数のキャラを操作して、日中は、スナイパーの監視や敵兵の巡回から逃れ、シェルターに潜む家族や仲間を守り、夜間に、食料や医薬品、物資などを探索して集めていきます。
本作は日本語ローカライズされてはいるものの、足りてない部分もあるので、ゲーム開始すると“何すればいいの?”状態になりますが、昼は、体を休めるベッドや鍵開けのロックピックを作成するための作業台=Metal Workshopを作成したり、一緒に避難させてほしいとお願いしてくる他の市民の対応をしたりします。
人が多いと色々な面で助かるけど、元々ない食料や物資もさらに失くなってしまいます。
・助けを求める同じ無力な市民を切り捨てるのか?
・カツカツの生活の中でも受け入れていくのか?
自分がこういう世界、状況に置かれたら生き抜く為にどうするのかという、極限状態に置かれた人間の心理、良心、色々突き詰められます……。
夜間、避難所にいる誰か1人を選択して物資調達に出かけるのですが、侵入した建物内には、すでに他の市民が避難や住んでいたり、攻撃的な対応をしてくる人がいたり、どんな人がいるか分からないので、とにかく慎重に行動していきます。
自分たちが物資調達に建物を物色している様に、他の市民達も物色しに来たり、いきなり襲撃を受けてしまったりもするので、ゲームプレイ中は終始緊張感が張り詰めます。
しかも、本作では『モラル要素』が採用されているので、プレイヤーが市民を操作した行動がそのまま、操作したキャラクターの意識に反映されます。
元アスリートのキャラは足が速いので、物資調達に選択する機会が多くなり、プレイヤーがそのキャラを操作して、怯える母子から物を奪うと良心の呵責に苦しみ、精神に異常をきたし、精神疾患に追い込まれてしまうことも、自ら命を絶ってしまうこともあります。
ゲームでありながら、非ゲーム的な感情が喚起するという、自分で自分の行動を立ち返ることができる、非常に説得力のある傑作PCゲームです。
戦時下にある都市では治安も非常に悪く、この極限状態の負の要素が知らぬ間にプレイヤー自身にも伝染します。
窃盗や殺人は、最終手段、自衛のため、仲間のためと思っていても、食料が少なくなり、一緒に避難している市民が怪我や病気、精神疾患、そして、餓死に陥ってしまう場面に直面した時、自分が取るべき行動とは何なのか?
クリアまでのプレイ時間は短いものの、プレイ後に自分の行動を振り返り、老夫婦の家に押し入って薬品を盗んでしまった、パン一つの為に争い、殺人を侵してしまった。
これまで平和の中だからこそ気づかなかった自分自身や、良心を考えさせられます。
じゃあ、あの時取るべき行動は何だったのかと、またプレイしてみたくなってしまいます。
最近、日本でも戦争に関してニュースでも取り上げられていますが、『もしも、自分が戦争に巻き込まれ、自分はどうなるのだろう?』と考えた事がある人や、【リアルに何かを体験し、考えさせられる】ゲームをプレイしたい人にはおすすめです。
PC版のSteamで価格1980円、スマホ(Android/iOS)アプリでもだいたい同じくらいの価格なのですが、間違いなく、値段以上の価値がある作品でした。
少しでも興味を持った人は是非プレイしてみてはいかがでしょうか?
お世辞抜きで、本当に凄い考えさせられたプレイしてみたいタイトルです。
スぺック / 動作環境
最終確認日は2017/05/04で、Mac OS X SteamOS、Linuxにも対応しているので、プレイ前には公式サイトでご確認ください!
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
Windows OS | Windows XP SP3 (32 bit) / Vista | Windows 7/Windows 8 |
CPU | Intel(R) Core(TM)2 Duo 2.4, AMD Athlon(TM) X2 2.8 Ghz 以上 | Intel(R) Core(TM)2 Quad 2.7 Ghz, AMD Phenom(TM)II X4 3 Ghz 以上 |
メモリー | 2GB 以上 | 4GB以上 |
グラフィックカード | Geforce 9600 GS, Radeon HD4000, Shader Model 3.0, 512 MB 以上 | GeForce GTX 260, Radeon HD 5770, 1024 MB, Shader Model 3.0 以上 |
HDD空き容量 | DirectX と互換性があるもの | |
Direct X | Version 9.0c 以上 |