ムーンライズ・領主の帰還

敵を駆逐して『闇の王』を目指す！色んなシステムが融合した新作スマホゲーム

「ムーンライズ 領主の帰還」は、宝石と種族を組み合わせたチームを結成してバトルと育成が融合した探索を繰り広げるストラテジー系3マッチパズルゲームです。

本作には、ヴァンパイアと呼ばれる種族の中でも、獣人や家名など、さらに細分化された伝説的なヴァンパイアの種族が登場します。

その種族毎に紫や赤、青、緑、黄色など、カラー設定されているので、パズルでは編成したキャラ毎の色を揃えるパズル式のバトルが展開されていく新作ゲームアプリです。

グローバルサーバー版は2022/06/01にリリースされていましたが、日本専用サーバが2023/05/15に配信されたので、実際にプレイしたレビューを掲載しています。

本作は、アプリストアからダウンロードしてプレイしていくのですが、従来のゲームのような長いインストールも、利用規約や会員登録もなかったので、ストアからダウンロードしたらすぐにプレイできました。

パズルバトルの定番と言うと『パズドラ』だと思うのですが、本作には、定番のパズルバトルに加え、ヴァンパイア達の育成が楽しめるRPG要素、さらに、ヴァンパイア城の自領地を発展させ、領土を奪い合っていくストラテジー要素が融合されています。

簡単に楽しめるパズルバトルは、アクションゲームなどが得意ではない人でも楽しめるハードルの低さなので、カジュアルだけど、育成などしっかりやりこめる感じで楽しみたい人におすすめだと思います。

「モンハン」や「エルデンリング」など、自分でアクション操作するゲームだけをしたい人には、おすすめできませんが、パズルアクションでもその時その時の閃きや戦略は必要なので、頭脳プレイを楽しみたい人なら楽しめると思います！

しかも、ヴァンパイアキャラが全面に出ているので、懐かしの洋ゲーちっくなダークな世界観が好きな人も楽しめるかなと思います。

※基本プレイ無料+アイテム課金制
※Google Play/App Storeでダウンロード可能
※プレイは、自己責任となるので、個人情報の取扱、利用規約、注意事項などをよくご確認ください

世界観や物語

ヴァンパイアや獣人っちは何千年と平和に暮らしていましたが、夜空を裂いた巨大な隕石と共に『堕落者』たちが土地を踏みつぶし始めます。

そこで集まった勇士たちは眠り続けたヴァンパイアの領主を探し出すことに望みをかけ、聖女である『セリーナ』が『先祖ノ陸』へのゲートを開き、困難や危険に遭いながらも先祖ノ陸にテレポートします。

そして、セリーナが祭壇で永く眠りについていた領主を呼び起こすのですが、この眠りから目覚めた領主がプレイヤーとなります。

『堕落者』の一人サキュバスのボスは、テレポート先の『先祖ノ陸』まで追いかけてくるので、崩壊寸前の世界で様々な種族たちと共に、サキュバスのボスを駆逐していきます。

サキュバスのボスや他の雑魚敵とのバトルは、パズルの色を3つ揃える3マッチと呼ばれる定番パズルシステムを採用しています。

『5種類の宝石』と『5つの伝説的な種族』という要素によって編成の戦略要素が増していると言われているのですが、各キャラには『種族』が設定されています。

パズルバトルでは、種族によってパズルピースの色が分かれており、消したピースの種族が攻撃するので、頭脳と戦略で軍隊を率いて緊張感あふれるパズルバトルを楽しみましょう！

世界観
巨大な隕石が夜を引き裂いた時、各種族はまだ平穏な夜を過ごしていた。
しかし、隕石が落下した瞬間、この大陸は死亡と悲鳴に包まれた。
堕落者の鉄騎が平和を踏みにじり、無辜の生霊を塗炭の苦しみに陥れた……
全てが滅びる寸前だった。

危機的な状況になった時、ヴァンパイア、獣人、ウィザードたちは再び団結し、生きる道を探し始めた。
そして、ついに、先祖の大陸で眠っている偉大なる領主が呼び起こされた……
夜の静寂を取り戻すため、彼は各種族を率いて戦場に赴くことになる。

Google Playゲーム詳細ページより

パズルバトル

5つの種族は、いわゆるクラス的なものとなっているので、色々なタイプの英雄たちを召喚して仲間に加え、戦況に合わせた強力なチームを結成していきます。

チームは、最大5体まで出撃させることができ、種族の有利・不利という相互関係の他にも兵種や、スキル、そしてパズルを揃えた時の運などによって、逆転することも可能です。

同色のパズルピースを3つ繋げることで攻撃しますが、4つ繋げると1個の『エネルギースフィア』を獲得でき、これをタップすることで爆発が起き敵を攻撃してくれます。

さらに、同色のパズルピースを5つ繋げると『ストームアイ』を獲得できるので、これをタップすると大爆発させて大ダメージを与えることができます。

▼5つの種族

・『ヴァンパイア』超自然的な力を持つ幻想的な生物で、血を吸うことで力が増加する。
・『獣人』銀が嫌いで、柔らかい喉が弱点。救出されたなど、特定の状況下でないと信用を得ることは困難。
・『ウィザード』呪文攻撃を繰り出す。血統による継承を信じ、力が高いほど長寿。万能の貴族だと自負する。
・『ハンター』人間以外の生物に対して高い耐性を持ち、様々な道具の扱いに熟練している。ポーションを用いて一連の肉体改造を行う。
・『悪魔』魂を食べたり、奪ったり、人の心を惑わすことが好き。自身の従者に堕落させたり、クリーチャーを操ったりすることができる。

パズルピースを消していくと消した色と同じキャラのスキルゲージがたまっていき、スキルが発動できる状態になるとキャラのアイコンが発光します。

発光しているキャラをタップすればスキルが発動されるのですが、防御を上げたり、敵全てに範囲攻撃を繰り出したり、攻撃したい敵を選択して単体攻撃を行ったりと、キャラによって様々です。

デバフスキルを仲間にかけてから攻撃スキルのキャラをタップした方がより、高いダメージを与えることができるなど、スキルの発動タイミングや順番が結構重要になるので、しっかり勝利を掴みましょう！

内政『シャトー再建』

しかし、サキュバスのボスが邪悪な呪いを解き放ち、セリーナがその呪いにかかり意識を失ってしまうので、『祭壇』を修復し、ゲームを進めていくことで獲得できる『聖水』を集めてセリーナにかけられた呪いを『浄化』していきます。

セリーナを助けるための『祭壇』が登場する時に、初めて自拠点の建設物を『修復』していくことになるのですが、本作には、『シャトー再建』という、専用の自拠点を発展させていくシステムが用意されているので、繁栄を取り戻すため、領地範囲を広げて専属のシャトーを築き上げましょう！

過去の繁栄を取り戻すためには、『聖女』であるセリーナの祝福があれば拠点再建効率も上がるなど、彼女のサポートが必要不可欠なので、まずは『聖水』の収集を最優先で行っていきます。

『聖水』は、画面左に表示されている『チャプター』ミッションを進めていくことで集められるので、チャプターに表示されているミッションをクリアしていきましょう！

まず拠点の建設ですが、メイン拠点となるのが『市役所』で、この施設を強化していくことができ、他の施設を建設できるようになったり、建設物をアップグレードできるようになったりします。

『先祖ノ陸』再興のため、荒れた土地を整え、食料が獲得できる『食料工場』、資源の木材を獲得できる『木材工場』を建設していきます。

この食料と資材は、新施設の建設やアップグレードに必要な素材となるのですが、『チャプター』ミッションをクリアすることでも獲得できます。

ゲーム序盤は『食料』や『木材』を倉庫にためておける数が限られているので、個人的にはチュートリアルやミッションに沿って進めていく方が効率的に進めていけると思います。

『チャプター』ミッションをクリアしていくことで、黒い闇に覆われた新エリアを開拓できるようになるのですが、新エリアや廃墟となった建物内には『堕落者』がうろついています。

エリアを解放していくためには、『堕落者』を排除していく必要があるので、パズルバトルとはまた異なる『進軍バトル』を行っていきます。

この『進軍バトル』は、従来のシミュレーションゲームや戦略ゲームのような感じで、自分の所持している兵を投入することでオートバトルが繰り広げられます。

『進軍バトル』では戦力が足りない場合があるのですが、『難民救出』を行うことで、仲間の数を増やし力を蓄えることができます。

廃墟となった施設にうろつく『堕落者』とはパズルバトルしていくことになるので、バトルに勝利して拠点を奪還し、再興エリアを拡大していきます。

自拠点は、修理やアップグレードを繰り返し行うことで、防衛力が高い拠点に再興されるので、積極的に出撃するなど、あらゆる手段と方法を尽くして、世界中の脅威を駆逐していきます。

廃墟には、救出を待つ仲間かもしれませんが、敵である『堕落者』の手下かもしれないので、戦略と戦術を駆使して敵を撃破していきます。

『聖水』が集まったらセリーナを蘇らせることができるのですが、彼女を回復させることで建設やバトルの底上げを行うことができます。

セリーナのレベル上げを行うことで『スキルアンロック』され、聖女属性として軍事は攻撃力のパーセントが上がり、内政では採集速度が上がったり、積載量が上がったりします。

セリーナ回復前まで『祭壇』は、セリーナ回復所でしたが、セリーナ回復後の『祭壇』は再興の効率を上げていくコンテンツが搭載されているので、ちょこちょこ覗きにいきましょう！

英雄キャラ入手＆育成

『チャプター』が進むと仲間になって一緒に戦ってくれる新英雄キャラを獲得することもできるのですが、英雄キャラは基本的に拠点内にある施設『バー』から獲得できます。

英雄ガチャには『★2～★3排出ガチャ』、『★2～★4排出ガチャ』、『★3～★5排出ガチャ』が用意されており、専用のコインを投入することで引くことができます。

バトルからの報酬として獲得することができますが、『ポーション工場』からはキャラのレベルアップに必要な強化ポーションを獲得できます。

キャラには、上限レベルが設定されていますが、上限突破できるアイテムを使用して、どんどん上限を突破してレベルを上げていきます。

英雄ガチャや『チャプター』をクリアすることでキャラの欠片を獲得でき、この欠片を一定数集めることで英雄を召喚したり、『覚醒』を行うことができます。

『覚醒』を行うとステータス値が上がるだけではなく、スキルレベルも上がっていきます。

育成アイテムは『探索バトル』、『進軍バトル』などを行っていくことで獲得できるので、英雄達を育成して拠点を広げ、再興していきましょう。

自拠点では、パズルバトルを行ってステージを進みクリアしていく『演習マップ』が用意されています。

ここは、とにかく進めるだけ挑戦しているパズルステージとなっており、勝利する毎に『強化ポーション』を獲得することができるので、育成アイテムがなくなったらぜひ挑戦してみてください。

また、一定のステージまで進めないと『チャプター』をクリアできない場合もあります。

『世界マップ』

本作には『自拠点マップ』の他に、『世界マップ』の2種マップが用意されています。

『世界マップ』には、自分の拠点も他プレイヤーから見えるようになっており、『堕落者』も点在しています。

・軍隊を派遣して食料や素材を獲得する『採集』
・堕落者を倒して色々なリソースと装備パーツを入手できる『退治』
・世界マップでキラーを探してキラーを破壊する『集結』
・他プレイヤーの拠点を襲撃して対戦する『PvP/対人戦』
・文明秩序を再建する王座を決定する『暗黒王城』

他プレイヤーの拠点の偵察なども行うことができるのですが、青いドームのような光で覆われた拠点は攻撃を仕掛けることができません。

ヴァンパイア終末世界が描かれているので、世界観としては非常に分かりやすいダークファンタジーものですが、ゲーム性はカジュアルなので、気軽にプレイできました。

最初にどんな物語でゲームを進めていくのかをしっかり描いているので、プレイしやすかったです。

バトルもストーリーもグラフィックスも洋ゲーっぽい感じなのですが、世界観と合っていますし、要所要所で物語が進展していくので、ちゃんと物語や世界観に没入感高くプレイしたい人は楽しめると思います。

プレイヤーは、『堕落者』の侵略から世界を守らないといけないので、真の『闇の王』となって静けさと平和を守り抜いていきます。

3マッチゲームと英雄戦闘が融合された『探検』では、各クエストの試練に立ち向かうことになるので、しっかり戦況に合わせたパーティー編成を行って勝利していきます。

本作は、『3マッチゲーム』、『堕落者へ進軍』、『難民救出』など、『探検中』に行われる英雄育成が重要なので、英雄スキルを強化してバトルに活かしていきましょう。

さらに、『同盟連携』や『策略作戦』など、他プレイヤーとチームを組むこともできるので、同盟システムや、同盟領土、作戦計画で団結の力を見せ、『堕落者』という脅威を排除していきます。