※PC版2023/12/26、スマホ版2024/01/15 12:00サービス終了※
「SINoALICE シノアリス」は、2017/06/06からAndroid/iOS向けにリリースした人気スマホゲームアプリで、そのPC版が楽しめるDMMゲーム版の配信もされています。スクウェア・エニックスとポケラボが提供しており、童話に登場するキャラクターたちのバッドエンドなストーリーを読み進めていくという独特な世界観が魅力のSRPG。全世界出荷&DL数が150万本を突破した『NieR:Automata』のシナリオを手掛けたヨコオタロウ氏が本作のストーリーを担当しており、バッドエンドなシナリオ内容に定評のある彼の重厚なストーリーに期待が高まる人気なダーク・ファンタジーRPGです。
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目次
異なる童話の主人公である彼女たちが殺しあう人気スマホゲーム!
※PC版2023/12/26、スマホ版2024/01/15 12:00を以てサービス終了※
「SINoALICE シノアリス」は、個性豊かなダークな童話少女達が紡ぎ出す『最悪の物語』が楽しめる新作ゲームアプリです。
スクウェア・エニックス×ポケラボが配信提供しており、『ドラッグオンドラグーン』シリーズ、『NieR』シリーズのディレクター、さらには『ニーア オートマタ』では、ディレクションだけでなくシナリオも担当するなど、シナリオの神と言われるヨコオタロウ氏原作のストーリーが展開されるのですが、岡部啓一氏×MONACA氏が手掛ける音楽が独創的で濃密な世界観を生み出す贈るファンタジーRPGです。
その没入感の高さから本作は、ヘッドホン、イヤホンを装着してのプレイ推奨!
2020/07/01よりPC版の正式サービスも開始されており、DMMゲームでのプレイには、専用プレイヤーのダウンロードが必要です。
下記日程にすべてのサービスの提供を終了することがアナウンスされました。
・DMM版およびブラウザ版:2023/12/26(火)12:00
・iOS/Android版:2024/01/15(月)12:00
※基本プレイ無料+アイテム課金制
※Google play及び、App storeでダウンロード可能
※PC版のプレイには、DMMアカウントが必要
・OS:Windows8.1 以上 (64bit)
・CPU:Core i3 以上
・メモリ:4GB 以上
・ビデオカード:NVIDIA Geforce 650 以上
・DirectX:Ver 11 以上
『不思議の国のアリス』『ヘンゼルとグレーテル』『ピノキオ』『白雪姫』といった童話に出てくるお馴染みのキャラクターが登場するのですが、悲惨な結末を迎えた彼女たちはライブラリという空間に漂うように存在しています。
彼女たちは、物語の『作者』の復活を願いさまよっていますが、復活できる作者はたった一人なので、自分の物語の作者を復活させるため、互いを殺し合わなければならないという数奇な運命に強いられています。
世界観やモノガタリ
ストーリー
作者によって救済されし、少女達が紡ぎ出すは「最悪の物語」――上も、下も、右も、左も、ない。
あらゆる場所は本で埋め尽くされている。
この世界の名は「ライブラリ」
物語と言葉が支配する空間。悲鳴が聞こえる。
嗚咽が聞こえる。
嘲笑が聞こえる。
咆哮が聞こえる。全ては物語の登場人物の声。
人ならざるモノ達の呪いの言葉。彼等の願いはただ一つ。
「作者を復活させる」
その為には、他のキャラクター達を全て滅ぼさなくてはならない。たとえ、どんな結末を迎えようとも……
公式サイトSTORYより
ゲームは、それぞれのキャラクターの『ストーリー(モノガタリ)』を読み進めていくオムニバス形式で、好きなキャラクターから読み始めたり、途中で別のキャラクターのモノガタリを読むこともできます。
読み進めていくことで独立していたはずの物語が複数のキャラクターのモノガタリと交わり、最終的に一つのストーリーとして展開していくという予測不可能なクロスストーリーとなっています。
モノガタリは、キャラクターごとに1章から5章まであり、さらに1章につき10節と細分化され、非常にボリュームの多い読み応えのある内容ですが、どれも悲しい終焉を迎えるバッドエンドストーリーで、読んでいて何とも言えない気持ちになる結末です。
本来は互いを殺し合う運命にある彼女たちは、目的遂行を妨害するナイトメアという敵に対し、時に共闘しなければならないという複雑な関係性にあります。
また、本作に登場する150種類以上の武器にもそれぞれにまつわるウェポンストーリーが存在し、武器を強化することで隠されたモノガタリを読み進めることができます。
武器によってはキャラクターのモノガタリと関係性を持つものもあり、より深く物語を紐解いていくことができます。
ゲームシステム
「SINoALICE シノアリス」は、時間の経過とともに戦闘が進むリアルタイムバトル制となっており、一定時間が経過すると自分自身も敵も攻撃を行っていくという、常に戦況が変化するテンポの良いバトルを楽しむことができます。
殺し合う運命のキャラクターが武器を駆使し共闘していきます。
キャラクターのモノガタリを読み進める中で行う戦闘では、目的遂行を妨害するナイトメアが戦闘対象となり、プレイヤーキャラクター以外に見方が4名加わった状態でバトルが行われていきます。
味方となるメンバーは、CPUとしてコンピューター処理されたキャラクターが参戦するだけでなく、他のプレイヤーのキャラクターをバトルチームにして一緒に戦うこともできます。
バトルが開始されると画面下にあるキャラクターが装備している武器アイコンをタップすることで攻撃が始まり、攻撃を行うと数秒のクールタイムが発生し、そのクールタイムが終了すると再度攻撃ができるというシステムで、敵を全滅させると勝利し、モノガタリを再び読み進めることができます。
操作方法はシンプルでサクサク進行していきますし、オートバトルシステムも搭載されているので誰でも問題なく進めることができます。
また、武器や防具の他に『ナイトメア』を装備させることができ、モノガタリで敵である『ナイトメア』は、召喚することで場合によっては戦況を大きく変えるほどの強力な支援を受けることができます。
武器や防具にはそれぞれ攻撃力などのステータスがあり、『ナイトメア』にもこのステータスが存在し、装備することでより強力なキャラクターへと成長します。
戦闘時非常に頼もしい存在である『ナイトメア』は、特に高難易度であるモノガタリを攻略する際に駆使することでバトルを非常に有利に進められるので、攻略が難しい時こそ戦況を変化させる切り札として活用していきましょう。
育成システムですが、戦闘の要となる装備アイテムもじっくり強化していくことができ、モノガタリを読み進めるうち、倒すべき敵もどんどん強力になってきます。
キャラクターの強化が必須となってきますが、キャラクターが所有しているジョブを強化することで、そのキャラクターを使用する際にパラメータが上昇したり、そのキャラクターで特定のモノガタリを攻略する際にステータスがさらにアップしたり、特定の武器のパラメータが上昇したりといった効果があります。
ジョブ強化は、モノガタリをクリアすると手に入る『熟練度』を使用し強化することができます。
また、キャラクターの強化は熟練度でしか強化することはできませんが、武器や防具、ナイトメアは他の武器/防具/ナイトメアを使って強化することが可能です。
武器や防具は、モノガタリをクリアしていくことで集めていくことができるので、課金しなくてもじっくり強化できるのは嬉しいポイントです。
武器や防具の強化イベントも随時開催されており、純粋にゲームアプリで遊んでいるだけで強い武器や防具手に入り、モノガタリが攻略していけるので、どんどんプレイを進めたくなる面白さがあります!
PvP/対人戦コンテンツ
「SINoALICE シノアリス」では、モノガタリをある程度進めるとギルドに加入することができ、ギルド対抗バトルである最大15対15の大規模な他プレイヤーと共闘して勝利を目指す対人戦『コロシアム』に参戦することができます。
コロシアムでは作者復活に欠かせない要素である”イノチ”を奪い合い、制限時間内により多くのイノチを獲得したギルドの勝利となり、勝利を重ねることでギルドランクが上がったり、報酬も豪華になっていくという特典があります。
他プレイヤーが戦闘対象であるコロシアムでは、武器や防具、ナイトメアの固有スキルがコロシアム専用に使用が変更され、通常とは違った戦い方ができますし、参加するだけでも報酬としてナイトメアの強化素材が手に入るので、ギルドに参加したらぜひ積極的に参戦してみてください。
特にナイトメアの強化素材は入手手段が限られているので、貴重な素材を手に入れることができるチャンスです!
独特な世界観が魅力の本作は、緻密に作られた重厚なストーリーとシンプルなバトルシステム、じっくり育てていける育成要素と、ゲームバランスが秀逸なスマホゲームに仕上がっています!
可愛いキャラクターなのに顛末が悲惨すぎて心が痛くなるようなシナリオですが、意外にも続きが気になってどんどん読み進めたくなる中毒性があり、人気の高さも頷けます。
陰鬱な世界観と、ストーリーをクリアしても心がモヤモヤするようなバッドエンドが待っているということで、好みが分かれるアプリではありますが、こういったジャンルのゲームやノベルが好きな人は間違いなくハマります!
ちょっと変わったゲームや、新作で話題のアプリを探している人、可愛いキャラクターなのにバッドエンドという設定が好きな人は、遊んで損はないと思いますので、ぜひ一度プレイしてみてはいかがでしょうか。
キャラクター
登場キャラクターは、それぞれを象徴するキーワード【束縛/正義/暴力/悲哀/卑劣/被虐/虚妄】を持っています。
例えば『アリス』は『束縛』というキーワードがテーマになっているので、作者の復活が自分の与えられた使命と信じ、その運命に縛られているという設定になっています。
シナリオの全貌は明らかになっておらず、2017年08月時点では、作者の復活に成功しているキャラクターはまだ存在していません。
全員が本当に最悪の結末を迎えるのか、作者を復活させることのできる人物はいるのか、今後のモノガタリの展開に期待が高まります!
▼【束縛】アリス/Alice (CV:M・A・O)
川辺で、堪えようのな無い退屈を感じていた。
すると、狂乱しながら走り去る白ウサギを目撃する。
アリスは、その複雑怪奇な生物を追走するのであった。
-1『彼女は自らをーした。物言わぬ刃として生きるために。』
-2『[良知]に基づく行動は外的な規範にーされず、これを[無善無悪]という』
もしこの世界が呪いで満ちているとしても、私は諦めたりはしない。
▼【正義】スノウホワイト/Snow White (CV:上田 麗奈)
その鏡は、一人の少女の人生を狂わせた。
しかし、彼女は、不気味なまでの美しさで様々な者を虜にする。
そして、彼女は、王子との披露宴を迎えるのだが……。
-1『貴様の信じるーは、私にとっての悪だ。』
-2『たとえーであっても、それに固執し続けると善心を見失い妄執の悪となる。』
この名の通り、私に穢れなど許されない。一点の曇りなく、天から降り注いだ真っ白い雪のように生きるのみ。
▼【卑劣】シンデレラ/Cinderella (CV:喜多村 英梨)
その少女の境遇は、控えめに言って波乱万丈であった。
そんな彼女を哀れんだのか、妖精は魔法を施す。
最早、無力で無くなった少女は歪んだ笑みを湛えていた……。
-1『ーを賛辞と捉える者は、生の重みを知る者だ』
-2『周囲の虚偽ーを描きつつ、おのずから笑殺する』
一番嫌いなのは“私、汚れてません”って顔をしている奴かな。そういう奴に限って腹の中はどろどろで、何を考えているのか分からないからね。
▼【虚妄】ヘンゼル・グレーテル/Hansel and Gretel (CV:内田 真礼)
森で迷子になった兄妹。
そこに待ち受けていたのは、お菓子の家と胡散臭い老婆。
兄妹は、愛の力でその試練を乗り越えるも、本当の恐怖は別のところにあった……。
-1『彼の言葉は嘘だ。きっと彼はーに囚われているに違いない。』
-2『人間が自縄自縛して、ーなるものをーとしらず』
作者なんてどうでもいいんです。兄様と一緒にいられれば……。でも私、どうして作者を復活させたいのでしょうか?
▼【暴力】赤ずきん/Akazukin (CV:立花 理香)
簡単なお使いのはずだった。簡単な食事のはずだった。
一人と一匹の思惑は外れたまま物語は進む。
掛け違えたボタンに気づいた時には全てが遅かった……。
-1『ちょっと遊んだだけなのに。ーだなんて随分乱暴な物言いです。』
-2『協同したーの前には知恵などはなんの役にも立たない』
この赤い頭巾、きれいでしょう?どんなに返り血を浴びても目立たないから大好きです!
▼【睡眠】いばら姫/Ibarahime (CV:本渡 楓)
[祝福]と[呪い]、彼女の人生は、背反する願いによって支配されていた。
百年の眠りから覚めた彼女はどの様な物語を紡ぐのだろうか?
-1『狂った世界で夢を叶える方法。それはーするに他ならない』
-2『ーとか逼迫の障りを対論して心を静止せしめる』
私は眠っている時が一番幸せ。なのに起こされちゃったから、ちょっぴり腹が立っているのよねー。王子様って空気を読まない人種だわ。
▼【被虐】かぐや姫/Kaguyahime (CV:伊藤 静)
その日、竹取職人の胸は、激しく脈打っていた。
長年のカンが告げている、この竹林には何かあると……!
その予感は的中し、翁は見事、光る竹から乙女を見つけ出した。
-1『朝僕を起こしたのは、嗜ー性変態趣味を持つ女性だった。』
-2『人民は、ー病者ではない筈である』
私は強い人が好きです。私を思い切り虐めてくれる人が好き。ですから、弱い人には興味がありませんの。
▼【依存】ピノキオ/Pinocchio (CV:三瓶 由布子)
ゼペットによって作りだされた人形は、社会不適合者だった。
社会の荒波に揉まれながらも必死にもがく、ピノキオ。
果たして彼は、無事願いを叶える事ができるのだろうか?
-1『ーできる相手がいるだけマシだ。一人ぼっちでは頼ることもできない。』
-2『弱い人間にとっては益々その人を弱くし卑屈にし、ー的にさせる』
僕の杖は本当に性格が悪くて残虐で……。でも頼りになるので離せないんだ。そういえば、この杖とはいつから一緒にいたんだろう?
▼【悲哀】人魚姫/Mermaid (CV:能登 麻美子)
叶うのならば陳腐な恋。叶わないから美しい恋。
彼女は、声を犠牲に足を得た。彼女は故郷を代償に愛を求めた。
例え、その先に待つ結末は、叶わぬ願いと知りつつも……。
-1『僕はなんという幻滅のーを味わわねばならないんだ。』
-2『死のーが極度に己れを苦しめる』
人魚姫の物語は名作でしょう?私はとても可哀想だけど…… だからこそ、みんなが一緒に心を痛めてくれる。そう、悲しければ哀しいほどお話は輝きを帯びるの。
▼【探究】ドロシー/Dorothy (CV:高橋 李依)
好奇心は猫をも殺す。けれどそんなの、ドロシーには関係ない。
探究の末に朽ち果てるならそれが彼女の本望だから。
-1『彼女にとって―心こそ、全ての源泉だ。』
-2『彼は、批判的な人間―によった価値観に偏っている。』
オズの国での冒険はそりゃ大変でしたけど、普通じゃできない経験や出会いに恵まれました。ああ、思い出す度に仲間に会いたくなります。
▼【老害】くるみ割り人形/Nutcracker (CV:白熊 寛嗣)
元を辿れば王子様。それが呪いをかけられて今では立派な老害人形に。
何度聖夜を迎えれば、彼は元の姿に戻るのでしょう?
-1『この老人と話すのは嫌だ。若手に説教ばかりする―だから。』
-2『傍若無人な振る舞いで若者に迷惑をかける―である。』
ワガハイは最近の若者に腹を立てておる。腹が立って腹が立って、いくつクルミを割っても腹が立つのじゃ。
▼【暴食】三匹の子豚/LittlePigs (CV:悠木 碧)
みんな違ってみんないい。そう思えれば楽なのに……。
でも三匹は、ちょうどよい体型でないと気が済まない。だから、彼女達は……。
-1『彼女達にとって、暴飲ーこそが至福のひと時であった。』
-2『ーしても、健康を害さないのは若者の特権である。』
わたしたちは三匹の子豚。仲良し三姉妹なんだ。みんな食べる事が大好きで、特に甘いものには目がないの!
▼【成金】アラジン/Aladdin (CV:柿原 徹也)
男は金銀財宝の山の上に立ち、泣くように笑った。
それは、己の愚かさへの嘲笑か。それとも金が支配する世界への慟哭か。
-1『彼は一生遊んで暮らせるほどの莫大な富を築いた。一世一代のーである。』
-2『贅沢な生活を見せびらかすのは、ーの定めである。』
愛さえあればお金はいらない?そんな嘘は言わなくていい。貧乏な男と金持ちの男。君を幸せをもたらすのはいったいどちらだろう?
▼【純潔】ラプンツェル/Rapunzel (CV:藤田 茜)
小鳥は歌った。親鳥のために。
でも、ある時から、小鳥の歌は、親鳥の望むものではなくなった。
-1『無垢なる乙女は、汚れに触れた唇で―の尊さを口にした。』
-2『彼女はきわめて―清浄なるものだ。』
私はずっと塔の上に一人きりでした。いいえ、寂しくなんかありません。だって魔女のお母様が、私をとても可愛がってくださったから。
▼【耽美】ハーメルン/Hameln (CV:前野 智昭)
笛吹き男は笛を吹く。
醜いものは目に入れず、その醜さを踏み潰し、美しいもののために笛を吹く。
-1『醜きものを残らず殺せば、世界は―で満たされる。』
-2『―主義とは美に至上の価値を置く思想である。』
約束を破るのは美しくない事です。美しくないことをした者には、それなりに罰を与えればなりませんから……。
※PC版2023/12/26、スマホ版2024/01/15 12:00を以てサービス終了※