美少女に擬人化した戦艦で本格シューティングバトルが楽しめるスマホアプリ！
株式会社Yostarが提供する「アズールレーン（アズレン）」は、指揮官となって美少女の姿に擬人化した戦艦を仲間にし海戦に繰り出す戦艦擬人化シューティングRPG。中国で配信された『碧蓝航线』のローカライズ版として日本に上陸した「アズールレーン」は、そのキャラクタービジュアルやゲームシステムなどから社会現象にまでなった『艦隊これくしょん(艦これ)』をイメージする人もいらっしゃるかと思いますが、戦艦キャラクターたちが織りなす読み応えある海上ストーリー/プレイヤーが艦船を操作して戦う海戦シューティングバトル/レシピ不要のキャラクター入手手段とシンプルな育成システムと、似て非なるポイントが多々あるので独立した海戦シューティングRPGとしてしっかりプレイ出来る印象です。"擬人化美少女ゲーム"という見た目からカジュアルなゲームという印象を受けるかもしれませんが、プレイヤーの判断力や戦術力が必須の絶妙な難易度なシューティングゲームとなっているので、スキルを駆使して艦船を操作しながら本格シューティングバトルを楽しみたいという人に特におすすめしたい新作スマホアプリです！
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目次
戦艦ごとの時代背景がうまく描かれたストーリーにも注目！「アズールレーン」世界観・キャラクター
「アズールレーン」では歴史に残る戦場をくぐり抜けてきたアメリカ/ドイツ/イギリス/中国/ロシア、そして日本の艦船がすべて美少女の姿に擬人化され登場します。
艦種は【駆逐/軽巡/重巡/戦艦・巡潜/砲艦/空母/軽空母/航空戦艦】とジャンル分けされており、キャラクターの機動力や攻撃力などステータスも多彩なラインナップとなっています。
▼左上から：飛龍/綾波/加賀/エンタープライズ/ホーネット/ウォースパイト/ジャベリン/プリンツ・オイゲン
バトルフィールドとなる舞台は、第2次世界大戦で激戦となったソロモン諸島やクラ湾夜戦、トラトラトラなど実在する場所や当時の作戦名がモデルとなっているものが多く登場するので、歴史好きな人はもちろんのこと耳にしたことのある名称もあるのではないでしょうか。
■「アズールレーン」世界観・物語
地表の71％が水で覆われた世界が舞台の「アズールレーン」では、突如出現した異形の敵『セイレーン』に対抗するため軍事連合『アズールレーン』を創設したが、人類の総力を結集してもなお敵を壊滅できない状況に対し各国間で意見が対立し【ロイヤル/ユニオン/鉄血/重桜】の4大陣営に分裂したことから各陣営間の勢力争いはさらにエスカレートしていった。
第二次世界大戦頃のドイツ海軍がモデルの『鉄血』、日本海軍がモデルの『重桜』はアズールレーンを脱退し、新勢力レッドアクシズを結成。
軍事連合『アズールレーン』は第二次世界大戦頃のイギリス海軍がモデルの『ロイヤル』、アメリカ海軍がモデルの『ユニオン』、4大陣営ではない中国海軍がモデルの『東煌』、ソ連海軍がモデルの『北方連合』らによる新連合軍として次第に新勢力レッドアクシズとの抗争に発展していく。
人類と異形の敵『セイレーン』との抗争だった戦いは次第に人類同士の勢力争いへと姿形を変えていく様子が描かれており、
彼女たちが本当に戦うべき相手は人類なのか？敵なのか？
それぞれの心情が垣間見れる重厚なシナリオは非常に読みごたえがあります。
スピード感ある横スクシューティングでリアルな海戦バトルを体感できる！
「アズールレーン」のバトルでは自動でスクロールされていく横スクロールシューティングシステムを搭載しており、一昔前のアーケードシューティングゲームをプレイしていた人は入りやすいバトルシステムとなっています。
敵は画面右側から現れ、自艦隊は左側に配置されます。
基本攻撃は艦船自身が自動で行いますが、キャラクターが装備している武器には射程があるためプレイヤーが自分自身で画面左下にあるボタンを動かしながら上下左右に艦隊を動かし、敵の攻撃を回避しながら敵に接近し攻撃していきます。
敵は砲撃以外にも上空や海面下から航空攻撃や魚雷攻撃などを仕掛けてくるので、ただ闇雲に敵に攻撃を続けるだけでなく自軍にとって不利になる戦艦を優先して撃墜していく必要があります。
▼自動で進んでいく横スクバトルの様子が分かる動画
キャラクターはそれぞれスキルを保有しており、『艦載機による航空攻撃』『大口径砲による砲撃』などのスキルをカットイン演出で見ることができます。
また、上記のようなスキル攻撃とは別にダメージを低減する『装甲系』や、攻撃力をアップさせるものなど自動で発動するスキルもあり、
・駆逐艦は耐久が低いが、魚雷の搭載が可能
・軽巡洋艦は砲撃力はそこまでだが対空能力が高い
・重巡洋艦は砲撃は強力だが魚雷攻撃はできない
など、各艦船の特徴を把握して部隊編成をじっくり考えていくのが難しくもあり戦艦バトルの醍醐味でもあります。
戦闘がほぼオートで進行していた『艦隊これくしょん』は、事前にどのような艦船を配置してどう装備を変更しておくか、という設定で勝敗が決まってしまうため戦況を予測するしかなく戦闘中は見守ることに徹していましたが、シューティングゲームである「アズールレーン」は戦艦を操作したりスキルを挟むタイミングといったプレイヤー自身の行動が勝敗を左右するので、指揮官として本格海戦シューティングバトルを楽しむことができます。
戦艦キャラをじっくり育成できる本格仕様ながら、美少女ゲーム王道の親密度コンテンツもしっかりご用意
艦船キャラクターはミッションなどで手に入る専用アイテム『メンタルキューブ』で建造(ガチャ)システムを使用することで手に入れたり、ミッションクリアの報酬として入手することができます。
建造システムは【小型艦/大型艦/特殊艦(空母など)】の3種類に分類されており、全て同じメンタルキューブを使用しますが、【小型：1/大型：2/特殊：2】と戦艦の種類によって1回で使用するメンタルキューブの使用量が異なります。
キャラクターの育成は大きく分けて
・出撃して戦闘による経験値獲得
・委託任務をこなす
の二通りがあり、バトルに出撃させたキャラクターのみ経験値が入るようになっているので、出撃させていないキャラクターの育成も必要になってきます。
戦闘に出撃させていない控え艦船を既定時間『任務』に付かせることで、任務終了後に自動で経験値が付与される仕組みになっているので、バトルと任務を平行して行うことで自軍の戦艦をバランス良くレベリングしていくことが可能です。
艦船キャラクターは出撃を繰り返すことで経験値の他に『好感度ポイント』が付与されるのですが、「アズールレーン」ではこの好感度を一定以上高め専用の課金アイテム『誓いの指輪』を使用することでキャラクターと『ケッコン』をし、ケッコン(結婚)したキャラクターのパラメータが上昇したり限定衣装に着せ替えができるという独自のシステムが搭載されています。
キャラクターとの親密度を上げて交流を深めるシステムは美少女ゲームの目玉コンテンツとして有名ですが、さらに踏み込んだ『結婚』ができるということで、お気に入りのキャラクターとより濃密な関係性が築けるドキドキのコンテンツとなっています。
また、キャラクターには衣装を着せ替えできるアバターシステムも導入されており、艦船の水着やハロウィンなど季節に合わせた衣装に着替えさせることができるようになっています。
ここまで駆け足で「アズールレーン」をご紹介しました！
管理人もリリースされた当初は正直”すごく艦これっぽい…”と構えていたのですが、実際にプレイすると独立したゲームとしてしっかり作られている印象で、擬人化美少女ゲームと本格シーティングを両方楽しめる良いとこ取りの新作アプリゲームだと思いました。
正式サービスが開始されてから間もないため不具合が発生していたり、艦これで認知度の高い戦艦ゲームなのでユーザーからの指摘もあるなどトラブル対応に追われている様子も見られますが、ゲームシステムはおもしろいので今後も引き続き注目していきたい新作スマホゲームです！
