ゲームを通じて台湾人が忘れてはならない40年にも及んだ負の歴史を描いた話題のゲームアプリ!
「返校 Detention」は、PC Steam向けに2017/01/13に、そしてiOS/Android向けに2019/09/06に正式サービス開始した新作スマホゲームアプリです。少年と少女の出会いと探索からストーリーが始まり、恐ろしい悪霊が学校を徘徊していますが、直接攻撃することはできないので、息を止めて逃げたり、お供えのご飯で注意をひいたりして呪われた学校からの脱出を目指す横スク型の脱出ホラーアドベンチャーゲームです。戒厳令の敷かれた1960年代の台湾を舞台に、台湾人が忘れてはならない負の歴史をストーリーに取り入れるという大胆な発想で大ヒット!
2021/07/30に実写映画『返校 言葉が消えた日』公開決定
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パズルを織り交ぜながら1960年代の台湾の負の歴史が明されるスマホゲーム!
「返校 Detention」は、PC・スマホといったゲームを通じて1960年代に起きた政府による反体制者への迫害事件、真相に近づいていく横スク型の脱出ホラーアドベンチャーゲームです。
台湾のRed Candle Gamesが開発したホラーアドベンチャーゲームで、アメリカで『IndieCade 2017ベストジャーニー賞』を受賞し、台湾人が忘れてはならない40年にも及んだ負の歴史という深いメッセージをストレートに描き、台湾では社会現象にまでなりました。
※基本プレイ無料+アイテム課金制
※Google play/App Storeでダウンロード可能
※プレイは、自己責任となるので、個人情報の取扱、利用規約、注意事項などをよくご確認ください
1960年代の台湾を舞台に、台湾の文化や歴史、神話、東南アジアの怪談など、当時の宗教や風習がふんだんに取り入れられています。
恐ろしい悪霊が学校を徘徊していますが、直接攻撃することはできないので、息を止めて逃げたり、お供えのご飯で注意をひいたりして呪われた学校からの脱出を目指していきます。
少年と少女の出会いと探索からストーリーが始まり、戒厳令の敷かれた1960年代の台湾を舞台に、蒋介石率いる中国国民党体制と衝突する台湾の歴史を奇妙な形で追体験できます。
台湾では、約25年以上に渡り、『二二八事件』や戒厳時代の『白色テロ』をしっかり描いた映画作品を作ることが難しかった中、本作は、オリジナル音楽とサウンド、写実的なアートが融合したゲームを通じて、息が詰まりそうな、強い圧迫感のある雰囲気を感じ取れます。
※2021年07月現在の台湾総統は、民進党の蔡英文総統
ゲーム内に登場する『白色テロ』を通じて、かつて学校で起きた政府による反体制者への迫害事件、およびその原因をつくった密告者の真相に近づいていきます。
簡単なタッチ操作で遊べる、シンプルながらも謎解き要素も交えた巧みなシナリオを読み進めていくことができます。
グラフィックスもモノクロ調なレトロな作りになっており、東洋のホラーならではの仄暗さがじっとりと描かれています。
ストーリー
深い山の中にひっそりと建つ翠華高校。
そこで学生が二人、閉じ込められていることに気がつく。
かつての学び舎は悪夢のような場所へと変貌し、冥府の存在が跋扈していた。
脱出のために、今は謎めく存在となった学校を探索し、謎を解かなければならない。この息をつかせぬ恐怖が襲う環境でどう生き延びるのか。
無事に戻れるのだろうか?ゲーム公式サイト
国民党が反体制派に対して政治的弾圧を行った1960年から40年もの間、国民に相互監視と密告が強制され、多くの人々が投獄・処刑された暗黒の時代を舞台に、『ファン』と『ウェイ』は、悪夢のような光景が次々と待ち受ける中、消えた同級生と先生を探します。
密告者は誰なのか?迫害事件の謎解きと、青春を奪われた若者たちの切ないドラマが交錯し、息を飲む展開は、一言で『ホラー』と表せない史実に基づく濃密なストーリーが展開されていきます。
映画版『返校 -言葉が消えた日-』
台湾で大ヒットゲームである本作ですが、映画化もされており、第56回金馬奨で主要12部門にノミネート、最優秀新人監督賞を含む最多5部門受賞の快挙を成し遂げ、2019年の台湾映画No.1の大ヒットを記録しています。
台湾人が忘れてはならない40年にも及んだ負の歴史を正面から描き、その深いメッセージ性が台湾の多くの人の胸をうち、2020年1月に行われた台湾総統選挙にも影響を及ぼしたと言われ、まさに台湾では社会現象にまでなりました。
映画で描かれている時代の30年後を舞台としたドラマ版『返校 -DETENTION-』は、2020年12月からNetflixで全世界独占配信され、ゲームファンだけではなく映画ファン、ドラマファンからも大きな反響が起こりました。
日本国内でも『返校 言葉が消えた日』が2021/07/30より公開されることも決定しているので、興味のある人はぜひこちらの映画もご覧になってみてはいかがでしょうか。
『悲情城市』や『䚃嶺街少年殺人事件』に続く『白色テロ』時代を描いており、“自由が罪と教えられた時代”に自分ならどう生きるのか、ストレートに問いかけてきます。
・公式Twitter:@henko_movie
ストーリー
1962年、蒋介石率いる国民党の独裁政権のもと国民のあらゆる自由が制限されていた台湾では、市民に相互監視と密告が強制されていた。
ある高校で政府が禁止する本を密かに読む読書会が開かれていたが、遂に国家の手による迫害事件が起きてしまう。
その陰には、哀しい密告者の存在が──翠華高校に通う女子高生の『ファン・レイシン(ワン・ジン)』がいつの間にか眠り込んでいた放課後の教室で、目を覚ますと、なぜか学校には誰もいなくなり、学校はまるで別世界のような奇妙な空気に満ちていた。
校内を一人さ迷う『ファン』は、政府から禁じられた本を読む秘密の読書会のメンバーで、秘かに彼女に想いを寄せる男子学生の『ウェイ・ジョンティン(ツォン・ジンファ)』と出会い、力を合わせて学校から脱出しようとするが、どうしても外へ出ることができない。
廊下の先に、扉の向こうに悪夢のような光景が次々と待ち受けるなか、消えた同級生と先生を探す二人は、政府による暴力的な迫害事件と、その原因を作った密告者の哀しくも恐ろしい真相に近づいていく──。映画公式サイトより
台湾人が忘れてはならない負の歴史をストーリーに取り入れるという大胆な発想で大ヒットとなったホラー・ゲームを元に、迫害事件の謎解きと、青春を奪われた若者たちの切ないドラマが交錯します。
その深いメッセージ性が昨年1月の台湾総統選挙にも影響を与えたと言われ、メディアやSNSで大騒動を巻き起こしたダーク・ミステリーがいよいよ日本に上陸します。
予告編では、冒頭『自由が罪になる時代』と重々しいナレーションとともに、セピア色に近い、物悲しくも美しい映像で観客を1962年台湾の凄惨な粛清の時代へと誘います。
舞台である翠華高校では“秘密の読書会”が開かれ、生徒たちは『密かに、禁じられた本』を読み続けました。
しかし、いつか自由になる日が来ることを夢見ていた人々の希望を打ち砕く様に、男子生徒が軍に暴力をふるわれ、強制的に連れ去られてしまいます。
奇妙な空気に満ちた世界は、ゲーム「返校 -DETENTION-」の世界に迷い込んだかのように、観ている者を一気にクライマックスまで誘います。
『悲情城市』や『牯嶺街少年殺人事件』に続き、白色テロ時代を描いた衝撃のダーク・ミステリー映画『返校 言葉が消えた日』にご期待ください!
▼『返校 言葉が消えた日』本予告
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