World of Final Fantasy Steam (ワールドFF) WOFF

「World of Final Fantasy Steam (ワールドFF) WOFF」目次

気になる箇所だけ読みたい方は下記目次からクリックしてご覧ください。

※画面は、開発中のPlayStation4のものも含まれています※

【クロスワールド】全く新しいFFシリーズがPCで登場！

「World of Final Fantasy Steam (ワールドFF) WOFF」は、
2017/11/22にPC版をSteamにて配信が開始した新作PCゲームです。
本作は『ファイナルファンタジー(FINAL FANTASY)FF』シリーズ作品として、
2016年10月にPS4 / PS Vita向けソフトとして発売したRPGのPC版です。
また、2017/12/12には、本作の世界をスマホ(Android/iOS)で楽しめる『World of FF メリメロ』が配信したことで、
さらに注目を集めているので、ご紹介していきます！
料金形態：有料ダウンロード価格 ¥ 5,184(税込み)

本作のキャッチコピーに、
【これは新しい『ファイナルファンタジー』の大きさ】とされている通り、
二頭身にSD(スーパーデフォルメ)されたFFシリーズ歴代のキャラや、
お馴染みのチョコボ、そしてモンスターたちが登場する、
クロスオーバー的世界で様々なモンスターを捕獲し仲間にし、
育成していくという全てが可愛くて、新しいFFシリーズ作品に仕上がっています！

▼「World of Final Fantasy (ワールドFF) WOFF」オープニングムービー

World of Final Fantasy Steam (ワールドFF) WOFF　スペック・動作環境

2017/12/14に確認しているスペック・動作環境となりますので、プレイ前には公式サイトでご確認ください！

「World of Final Fantasy Steam (ワールドFF) WOFF」の世界観・物語

「World of Final Fantasy Steam (ワールドFF) WOFF」の主人公は、
双子の姉『レェン(CV：雨宮 天)』と双子の弟『ラァン(CV：斉藤壮馬)』の2人、
そして、ペットのような可愛いキャラ『タマ(CV：竹達彩奈）』1匹となっており、
“小さき者”と呼ばれるが住む異世界『グリモワル』という異世界を舞台に、
『レェン』と『ラァン』が小さくなったり、大きくなったりできる不思議な世界に訪れ、
その世界に住む『ミラージュ』と呼ばれるモンスターや召喚獣を仲間にして育成し、
冒険を繰り広げていく新作PCゲームとなっています。
※小さい状態は【プリメロ】、大きい状態は【オオビト】と呼ばれる

▼「World of Final Fantasy Steam (ワールドFF) WOFF」の物語

レェンとラァンの姉弟は失われた記憶にたぐりよせられ、
小さき者が住むふしぎな異世界【グリモワル】をおとずれます。
そこではモンスターを仲間にして、小さくなって乗っかったり大きくなって乗っけたり、
何だかおかしな冒険をくり広げていきます。

これは新しい《ファイナルファンタジー》の大きさ。

新しい世界のはじまり、たくさんの出会いの物語。

まるでジオラマのように見える世界『グリモワル』は、
実際の一眼レフカメラの被写界深度を入れるといったことも行い、キャラや世界観の質感表現を大切しています。
しかも、SDされたチビキャラ達のデザインは、ファミコン時代のFFドット絵をモチーフに、
目は、スーファミ時代のFFパッケージ絵をモチーフにしているとのこと。
懐かしさと最新のグラフィックが魅力的です。

また本作はクロスオーバー的世界のため、
『グリモワル』には、本作オリジナルのエリアはもちろんのこと、
FF1に登場した“コーネリア”や、FF3に登場した“サロニア”をはじめ、
様々なフィールドが登場しているので、ご紹介していきます。
FFシリーズをプレイしていた人にもおすすめPCゲームだと思いますよ！

▼ナイン・ウッズヒル
主人公達の住むエリア。
『グリモワル』への扉が開かれているこの場所はいつでも戻ってくることが可能で、
部屋で休むだけではなく、ミニゲームで遊んだり、アイテムを補修したりすることができます。

▼コーネリア　FF1より
レェンとラァンがグリモワルへ旅立ってから最初に訪れる町で、
セーラ姫が治め、ウォーリア オブ ライトが守っています。

▼サロニア　FF3より
コーネリアよりも北にあるほの暗い町。
町は賑わいを見せているようにも見えるが、裏路地に入ると一変して貧民街が広がっている。

▼バラムガーデン　FF8より
スコールやキスティズが所属する組織『シード』の本拠地。
一見普通の建物に見えるが、実は空中に浮かぶ巨大な飛空艇。

▼古代図書館　FF5より
数え切れないほどの貴重な書籍が並ぶ図書館で、図書館全体が町のようになっている。
愛書家であるシドはここに住み着いて本を読み漁っている模様。

▼ビサイド　FF10より
太陽と海が輝く小さな港町。とても暖かく、南国のような場所。
町の中心には何やら怪しげな万屋が……。

▼フィガロ城　FF6より
砂の中から突如現れた城。城主エドガーの指揮で砂漠地帯を城ごと移動する。
あたり一面に広がる砂漠にはキャラバンも……。

▼七色の海岸
グリモワルの海岸には空まで伸びる岩場や虹色に輝く海岸がある。
アダマンタイマイの背中に乗って海洋を移動することもできます。

その他、FF7に登場したニブルヘイムや零番魔晄炉などがある暗雲立ち込める『バイブルエリア』や、
ダンジョン『海底神殿』、『竜の渓谷』など、広大なFF世界を体感することができます。

その他にも、各エリアの移動には、列車を活用し、フィールド毎にデザインの異なる列車が登場するので、
暗闇の中や、海中を走る列車も登場し、どこの駅でもお茶目なサボテン車掌が出迎えてくれますし、
行き先を決めたらゲート移動から飛空艇を操作して行う飛空艇移動も行えます！

「World of Final Fantasy Steam (ワールドFF) WOFF」のキャラクター

先程ご紹介した通り「World of Final Fantasy Steam (ワールドFF) WOFF」は、
2人の双子の主人公と、ナビゲーターとしていろいろなことを教えてくれる旅のお供1匹でゲーム進行していきます。
双子の主人公姉の『レェン』と弟の『ラァン』は、
二人とも過去の記憶がなく、片腕に不思議な力を宿しています。
記憶のない過去では『ミラージュ(モンスター/召喚獣)』を多く所持していたらしく、
二人は記憶のない空白の過去を解き明かしながら、『ミラージュ』収集を行っていきます。

▼主人公『ラァン CV：斉藤壮馬』
レェンの双子の弟。
明るく元気な少年。ちょっと抜けた一面もあるが、いざというときは意外とかっこいい。

▼主人公『レェン CV：雨宮天』
ラァンの双子の姉。
ラァンとは正反対な、慎重派のしっかり者。何かとうんちくを披露しがち。

▼主人公『タマ　CV：竹達彩奈』
ラァンとレェンの旅のお供。
ナビゲーターとしていろいろなことを教えてくれる、頼れる存在。

▼キーキャラクター『エナ・クロ CV：花澤香菜』
レェンとラァンをグリモワルへの旅へと誘う謎多き女性。
主人公たちの過去について何か知っているよう……。

▼キーキャラクター『セラフィ CV：喜多村英梨』
ミラージュのジェムを管理している自称“ナイン・ウッズヒルのマスコットキャラクター”。

▼キーキャラクター『仮面の女 CV：内田真礼』
カーバンクルを連れた仮面の女性。
主人公たちに助言めいた言葉をバゲかけるが敵か味方か、一切が謎に包まれている。

▼キーキャラクター『クイーンアチョ CV：三森すずこ』
海底神殿に住む、アチョと呼ばれるペンギンのようなミラージュの女王様。
レェンとラァンにとって、敵となるか味方となるか……!?

▼キーキャラクター『名前を忘れた少女 CV：平野綾』
口数が少なく、不思議な雰囲気を持つ少女。
ココロクエストの管理人として、レェンとラァンに力を貸してくれる。

▼キーキャラクター『アウィン CV：？？？？』
セイレーンを使役し、黒いフードを被った、全てが謎に包まれた女性。

▼敵勢力『黒鎧の騎士 ブレンディレス CV：柴田秀勝』
強大な力を持つ敵であり、バハムート軍を率いる王。
あらゆる国を侵攻し、グリモワルを手中に治めるべく画策している。

▼敵勢力『金面の騎士 セグリワデス CV：田中秀幸』
バハムート軍の参謀として、ブレンディレスとともにグリモワルを混乱の渦に陥れる。
知謀策謀に長けた面を遺憾なく発揮している

そして、本作の見どころにもなっているのが『FFレジェンドキャラクター』！
レジェンドキャラクターとして様々なFFシリーズから歴代キャラクターたちがSDキャラで登場します。
お馴染みの衣装、技/スキルが見ることができるので、FFシリーズファンはもちろん、
特定のFFタイトルしかプレイした事ない人でも、楽しめると思います。

「World of Final Fantasy Steam (ワールドFF) WOFF」のモンスター、召喚獣『ミラージュ』

「World of Final Fantasy Steam (ワールドFF) WOFF」では、モンスターや召喚獣の事を総称して『ミラージュ』と呼び、
主人公2人の片腕に宿る不思議な力で『ミラージュ』を捕獲し、仲間にすることができます。
様々なエリアに存在する『ミラージュ』とバトルで遭遇したら戦い、
弱らせることで、ミラージュを“ジェム化”することができます。
ミラージュを“ジェム化”したら仲間として連れて歩いたり、一緒に戦うことができます。
※バトルに参加していなくても、編成に組み込めば経験値を獲得できます。

▼【トコトコ】について
ミラージュを連れてあるくことができることを【トコトコ】と呼びます。
一緒に連れて歩くことでフィールド上に隠された掘り出し物を見つけることもでき、
その他、道をふさぐ障害物をどけたり、離れた場所へ連れて行ってくれたりと力を貸してくれます。
後ろをトコトコ歩く姿が可愛いすぎます……。

▼【ノリノリ】について
ミラージュに乗ることを【ノリノリ】と呼びます。
特大サイズのミラージュに騎乗すれば、普通に歩くよりも早く移動ができ、
快適にフィールド内を移動することができます。
乗り降りは自由に行えるので、ミラージュを捕まえたらノリノリしてみてください！

本作のバトルは、アクティブタイムバトル＝ATBとなっており、
画面左に行動順が『TABバー』に表示され、一番上に到達したキャラからコメンド入力できるようになります。
ちなみに、バトルは2タイプ【ウェイト、アクティブ】から選択でき、
【ウェイト】を選択すると自分の順番が回ってきたときに、敵のATBバーが止まり、
バトルは倍速にすることもできるので、周回や煩わしい時には使えます。

本作では、レェンとラァンの姿を【通常サイズ or 2頭身】に変化させることができ、
2頭身の『プリメロ』サイズになって、ミラージュに“ノセノセ”したり、
通常サイズの『オオビト』になって逆にミラージュを“ノセノセ”されたりすることができます。
乗せたり、乗っかったりすることでバトル時に発揮する能力を変えることができ、
今までのFFシリーズにはなかった独自のバトルシステムが搭載されています。

ミラージュの大きさや種類は様々で、可愛いものから、カッコイイものまで多種多彩です。
ミラージュのデザインには著名なデザイナーさんも多数参加しているのも特徴になっており、
各ミラージュには【Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ】の3タイプのサイズが存在し、
その他にも『メガミラージュ』と呼ばれる特大サイズのミラージュも存在します
『メガミラージュ』は、強大な力を持っているので、
強い敵と戦う時に使うことができれば非常に頼りになる存在として活躍してくれます！

ただし、『メガミラージュ』はバトルメンバーとしては編成できず、
レェンとラァン2人分のアクションポイント(AP)が貯まっていると召喚可能になる必殺技敵な強力ミラージュです。
召喚時は、バトルメンバー全員が一時的撤退し、『メガミラージュ』のHPか、
レェンとラァンのAPが尽きるまでバトルに参加してくれます。
※同じメガミラージュは、1バトルにつき1度だけ召喚可

▼【ノセノセ】について
ミラージュを頭に乗せている状態を“ノセノセ”と呼び、
ミラージュをタワー型に組み合わせるのですが、
上からSサイズ、Mサイズ、Lサイズの順に乗せます。
ノセノセ状態では個々の能力が合わさり、
パワーアップすることができたり、強力なアビリティを使えるようになったりと様々な効果/メリットが発生します。
敵の攻撃を受け、バランスが悪くなってノセノセ状態が崩れてしまうと、
行動不能になってしまうというデメリットもあります。
※『プリメロ』はMサイズ、『オオビト』はLサイズ

▼【バラバラ】について
“ノセノセ”していない状態を“バラバラ”と言い、
各キャラが個々で行動できるので、ノセノセしている時より、
行動回数が増えたり、アクションポイント(AP)が貯まりやすかったりします。

仲間にしたミラージュを育てると、
強い姿に変身、進化する『ヘンシンカ』ができるようになるのですが、
その前に、それぞれのミラージュが有する『ミラージュボード』には、
そのミラージュが覚えることができるアビリティや能力アップなど、様々なマスが並んでいます。
ミラージュを仲間にして、ミラージュボードのマスをSP(スキルポイント)を消費し、
解放していくことで、アビリティ習得したり、ステータス値を底上げしていくことができます。
ちなみに、SPはミラージュがレベルアップすると獲得できます。

ミラージュボードのマスの中には『ヘンシンカ』と呼ばれる見た目変化が伴う成長可能なマスがあり、
ミラージュボード上で解放したまずの能力は『ヘンシンカ』した後も専用アビリティを除き、
引き継いで使用することができるので、
積極的に『ヘンシンカ』させてミラージュの新の姿と力を解放させていきます。

2017/11/22にPC版をSteamにて配信が開始した新作PCゲーム、
「World of Final Fantasy Steam (ワールドFF) WOFF」をご紹介しました。
歴代キャラが絡む物語や、アレンジが加えられた懐かしの音楽、町の名前など、
昔のFFを彷彿とさせるものが多くて楽しいです。
しかも、ただ歴代キャラが出るだけじゃなく、懐かしのシーンを再現しているあたりは、
『あ！』とか『オオォ！』ってなって面白かったので、FFファンにはおすすめPCゲームだと思います。

最初“ノセノセ”と聞いた時は、カジュアルすぎるかもと思いましたが、
これが考えながら行うパーティー編成は戦略要素もあるので楽しかったです。
RPGではあるものの育成要素が高いので、
個人的には、これまでのFFシリーズのようなRPGさを求めている人には違うかもしれないと思いますが、
FFの世界を舞台に、捕獲して育てて戦わせるといったゲームが好きな方にはおすすめPCゲームです！