名作アドベンチャーの前日譚が描かれた名作ゲーム!クロエとレイチェルの過去、関係がじっくり展開される。
「Life is Strange Before the Storm」は、2016年03月に配信され300万本セールスを記録した名作アドベンチャーゲーム「ライフ イズ ストレンジ(Life is Strange)」の前日譚が描かれたADVです。Steamにて2018/06/07から配信が開始されました。今作では前作主人公の親友『クロエ』をメインに物語が展開され、前作で行方不明だった『レイチェル』とクロエの過去が描かれているので、二人がこれまでどのような関係を築き、どんな風に絆が深くなっていったのかが分かります。クロエの視点で展開されていくので、前作よりもクロエをはじめ、より深く彼らの人間性や新たな一面を知ることができます。本作を通じて、等身大の16歳の視点で、現代社会が抱える問題や生きることの難しさを描き、巧みに表現!
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名作アドベンチャー「ライフ イズ ストレンジ」の日月潭が描かれたADV!
「Life is Strange Before the Storm(ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム)」は、Steamにて2018/06/07から配信が開始された人気アドベンチャーゲームなのですが、2016年03月に配信され300万本セールスを記録した、名作アドベンチャーゲーム「ライフ イズ ストレンジ(Life is Strange)」の前日譚を描いた作品となっています。
前作ではタイムリープを行える力を持つ『マックス』を中心に物語が展開されてきましたが、今作では前作主人公の親友『クロエ』をメインに物語が展開していきます。
どのようなデバイスでも遊べるクラウドゲーム用のプラットフォーム『GeForce NOW』がリリースされ、本作は『GeForce NOW』で遊べるので、インストール・ダウンロードせずに遊ぶことができます。
※価格:有料
※プレイには、GeForce NOW(ジーフォースナウ)やSteamなどプレイプラットフォームアカウントが必要になります
※プレイは、自己責任となるので、個人情報の取扱、利用規約、注意事項などをよくご確認ください
・数々の賞を受賞した「ライフ イズ ストレンジ(Life is Strange)」
・ライフ イズ ストレンジの前日譚が描かれた「ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム」
・「2」へと繋がる物語、プレイ内容が引き継がれる「キャプテンスピリット(Captain Spirit)」
・兄弟達の逃避行が描かれた「ライフ イズ ストレンジ2(Life is Strange 2)」
・コロラドを舞台に新主人公が登場する「Life is Strange TRUE COLORS(ライフ イズ ストレンジ トゥルー カラーズ)」
・第一作目から10年後の世界が描かれ、マックスが大人になった第六作目「ライフ イズ ストレンジ ダブルエクスポージャー(Life is Strange: Double Exposure)」
前作の開発DONTNOD Entertainment社から変わり、本作の開発はDeck Nine社が行っていますが、グラフィックや世界観はそのまま受け継がれています。
また、言語はデフォルトでは英語で、[この製品はあなたの言語をサポートしていません。]と表示されるのですが、本編をインストールしている人であれば、無償DLC(ダウンロードコンテンツ)として、日本語パックをダウンロードすれば日本語で楽しめます。
・無償DLC『Japanese Language 』はコチラからインストールできます。
前作では、行方不明になった『レイチェル・アンバー』を二人で捜索して行くのですが、本作では、レイチェルとクロエの過去が描かれています。
学校で人気者だったレイチェルと、孤独感からドラッグやタバコ、酒など、非行に走りがち、学校もサボり気味という荒れ期のクロエがどうやって出会い、これまでどのような関係を築いて、どんな風に絆を深めていったのかが分かります。
前作でクロエが見せたレイチェルへの強い思いや執着にも本作をプレイすることで納得できます。
本作は、前作をプレイしなくてもプレイできるタイトルではないので、プレイを考えている方は前作「ライフ イズ ストレンジ(Life is Strange)」をプレイした方が絶対いいですし、本作からいきなりプレイするのはおすすめできません。
ただ、『ライフ イズ ストレンジ(Life is Strange)』シリーズは本当におすすめなので、プレイを考えている人は、第一弾となる前作をプレイし、前日譚となる本作のプレイ、2018/06/26に無料配信されたスピンオフ作品「キャプテンスピリット」をプレイしてみてはいがでしょうか?
2018/09/28には、新たな5つのエピソードが追加された「ライフ イズ ストレンジ2」の配信されているなど、タイトル1つに付き長いわけではありませんが、まだまだ楽しめるシリーズです。
PC向けスペック/動作環境
2018/06/27に確認しているスペック・動作環境となりますので、プレイ前には公式サイトでご確認ください!
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
Windows OS | 64bit Windows 7 以上 | 64bit Windows 10 以上 |
CPU | Intel Core i3-2100 (3.1GHz) / AMD Phenom X4 945 (3.0GHz) 以上 | Intel Core i3-6100 (3.7GHz) / AMD Athlon X4 845 (3.5GHz) 以上 |
メモリ | 3 GB 以上 | 6 GB 以上 |
グラフィックカード | AMD Radeon R7 250 / NVIDIA Geforce GTX 650 以上 | AMD Radeon RX 460 / NVIDIA Geforce 1050 以上 |
HDD | 14 GB 以上 | |
DirectX | Version 11 以上 |
※64bitプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
※32bitオペレーティングシステムはサポートされません
※Mac / SteamOS / Linuxの対応も予定
「GeForce NOW(ジーフォースナウ)」でさっそくプレイ!
世界観や物語
「ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム」は、前作と同じアメリカの田舎町が舞台になっているので、アメリカオレゴン州にある豊かな自然に囲まれた海沿いの町“アルカディア・ベイ”、そして『クロエ』や『レイチェル』が通う“ブラックウェル・アカデミー”が登場します。
プレイヤーの選択によって物語の内容が変化するマルチエンディング型のアドベンチャーゲームなのは変わらないので、ネタバレが含まないようご紹介していきます。
些細なことから、重要そうなことまで、様々な選択を行い、どの選択をしたかによって、その後の物語の展開が変わっていきます。前作同様、ゲームオーバーはなく、正解の答えもないので、『う~ん……どうしよう?』『この選択でいいのかな?』と悩みながら、じっくりプレイすることができます。
前作ではマックスの持つ時間を巻き戻す『タイムリープ』の能力を使い、『バタフライ・エフェクト(バタフライ効果)』の起こした結末に直面する姿が描かれていましたが、本作の主人公クロエには、時間を巻き戻す力はないので、その変わりに、頭の回転が速いクロエならではのトークセンスで相手と議論し論破する『バックトーク』が追加されています。
『バタフライ・エフェクト(バタフライ効果)』とは、【ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる】= 初期条件のわずかな違いが【将来の結果に大きな差】を生み出す、という意味のカオス理論の一つ。
周囲の人達との人間関係を築いていく中で、数々の選択を迫られていきます。
時には『バックトーク』を行って、自分に有利になるよう会話を運んでいくことも可能です。
相手の揚げ足を取ったり、屁理屈を並べたりして論破していくのはクロエらしいですし、クロエの過去を見てしまうと、相手を圧倒し論破した姿見ると、なんか誇らしく爽快です!不思議。
操作自体は、適切な選択肢を選ぶだけなので、難しいことは一切ありませんが、今は良さそうに思える選択が、後々どんな影響を与える結果になるのかは不明です。
クロエの論破した姿が爽快と言いましたが『その行動するらも良かったのだろうか……?』とふと思ってしまいます。
基本的には前作との根本的な本筋は変わらないので、悩む面白さがあります。
本編以外にも、本編の全3エピソードでクロエが着用する『クラシック・クロエのコスチュームパック』が配信されるなどDLC(ダウンロードコンテンツ)も遊びココロ満載です。
その他にも、有料/無償の様々なDLCが配信されています。
・クロエを着せ替えしたり、ゲーム内バンドの曲を聴ける『Deluxe Upgrade』
・前作の主人公マックスとなり楽しかった二人の子供時代を体験できるボーナスエピソード『Farewell(さよなら)』
※本ボーナスエピソードは『Life is Strange: Before the Storm』のDeluxe Editionに含む
二人の子供時代を体験できるDLCでは12歳頃の姿で登場するので、外見の変化を楽しむことができます。
登場キャラクター
「Life is Strange Before the Storm」では、前作にも登場した『ネイサン』や『フランク』など先生・生徒も登場しています。
今回は『クロエ』の視点で展開されていくので、前作よりも『クロエ』を筆頭に、より深く彼らの人間性や抱えているもの、新たな一面を知ることができます。
▼主人公『クロエ(Chloe Price)』CV:Lynn
前作主人公『マックス』の親友で、今作の主人公。16歳。交通事故で父親を亡くし、心の支えだった親友も遠くへ引っ越し、世の中のすべてに嫌気がさしている。
▼『レイチェル(Rachel Amber)』CV:大津愛理
15歳。クロエの同級生。容姿端麗で頭もよく、活動的で誰からも好かれるという非の打ち所のない生徒。芸術方面の感覚も抜群で、演劇科の花形役者となっている。
▼『ウィリアム(William Price)』CV:松本忍
2年前に交通事故で他界したクロエの父親。人格者で優しく、ユーモアもあり、家族のために一生懸命な父親の鑑のような人物。
▼『フランク(Frank Bowers)』CV:竹内良太
家を持たず、RVで生活している町の住人。売人をしているため、治安の悪い場所に出入りし、危険人物との接触も多い。
▼『デイビッド(David Madsen)』CV:野坂尚也、『ジョイス(Joyce Price)』CV:桐木山花
『デイビッド』ジョイスの新恋人。元軍人で当たりが強いため、クロエとは事あるごとに衝突する。
『ジョイス』クロエの母親。ウィリアムが亡くなってから女手ひとつで家庭を支えているが、経済的にも精神的にも苦境に立たされている。
『ジョイス』クロエとはお互いを大切に思っているものの、彼女の母親だけあって気が強く、言い合いになってしまうこともしばしば。心のよりどころをデイビッドに求める。
▼『ネイサン(Nathan Prescott)』CV:間宮康弘
町の実権を握るプレスコット家の長男。
▼『マイキー(Mikey North)』CV:前田弘喜、『ステフ(Steph Gingrich)』CV:瀬戸歩
『マイキー』クロエと同じ高校に通うインドア派の男子生徒。ステフとよくTRPGに興じている。
『ステフ』マイキーとよくTRPGを遊んでいる女子生徒。
▼『ドリュー(Andrew North)』CV:佐原誠
マイキーの兄。スポーツ万能。高校のアメリカン・フットボールチームに所属している。
▼『ビクトリア(Victoria Chase)』CV:樋口あかり
クロエと同じ高校の女子生徒。
▼『ジェームズ(James Amber)』CV:青木崇、『ローズ(Rose Amber)』CV:仲村かおり
『ジェームズ』レイチェルの父親。州検事として町の問題をとりまとめる。
『ローズ』ジェームズの妻。献身的に夫を支える。
▼『デイモン(Damon Merrick)』CV:宮本誉之
見るからに危険な要注意人物。どこへ行っても、誰に聞いても悪い噂しか出てこない。
▼『謎の女性』(CV:三木美)
町で頻繁に目撃される謎の女性。この町に来た理由は……。
▼前作主人公『幼少期マックス(Maxine Caulfield)』CV:たなか久美
前作主人公で『クロエ』の親友。やや内向的な性格だが、クロエとはとても仲がよかった。両親の都合でシアトルへ引っ越してからは音信不通気味になっている。
※ボーナスエピソード”Farewell(さよなら)”で登場
まるで正反対そうなクロエとレイチェルの過去の物語は、ほっこりしますし、甘酸っぱさもあるのですが、見ていて辛くなってしまうような描写もあり、強気なクロエの弱さや可愛らしい部分を垣間見え好きになります。
名作アドベンチャーゲーム「ライフ イズ ストレンジ(Life is Strange)」の前日譚なのですが、ふと、本作だけで終わりみたいな感じに見てしまった時に、『これが「Life is Strange」に繋がるのか~……』と思い出すと……、もう、本当に考えさせられます。
本作を通じて、等身大の16歳の視点で、現代社会が抱える問題や、生きることの難しさを描き出し、彼らの葛藤や苦悩、そして成長が巧みに表現されています。